来るべき高齢化社会に落ち着いた気持ちで立ち向かう【80歳の壁】

ましお.
ましお.

こんにちは、ましお.です。

今回の記事では和田秀樹氏の著書、「80歳の壁」について書いています。

30代で80歳を迎える方も身近にいない僕が、80歳を目前にした方や身近に80代を迎える人がいる方向けに書かれた「80歳の壁」から学んだ内容をお伝えします。

あくまで個人の一見解であることにご留意ください。

80歳の壁

さっそく簡単にご紹介してみます。

本の概要

高齢者専門の精神科医である、和田秀樹氏が体の不調が多くなる80歳以上の人に向けて、80歳以降の人生の心構えを自身の臨床経験に基づいてまとめた本です。

専門用語や数字的データをほとんど使わず、主張が一貫しているので非常に読みやすいです。

感想

基本的には80歳前後の人や80歳前後の人が身近にいる人に向けて書かれた本だと思いました。ただ、30代である僕にとっても将来的な病気との向き合い方や、生き方の面で大変勉強になる一冊でした。

本の中では好きなことをすること、無理せずできることをすることを推奨しています。これは80歳ではなくても精神的に良いことだと感じました。著者は「80歳、ここまで頑張ってきたのですから」と書いているので、30代の僕はもっと頑張れと怒られてしまうかもしれません。

僕は自炊で添加物や糖質等に気を付ける生活を送っています。しかし、添加物が含まれていても、糖質をたくさん含んでいても好きなものは食べるようにしています。この本の「食べたいものを食べる」には視点が少し違いますが非常に共感できた部分でした。

身近に80歳の人がいない30代の方でもぜひ読んでみてください。

「80歳の壁」印象に残ったポイント3つ

印象に残ったポイントを書いていきます。

その時が来たら考える

「本当にそうなってしまったら「ああ、来たか」と腹をくくって対処する」

80歳の壁/和田秀樹

80歳の人が病気になった際の心構えとして書かれている文章ですが、30代の僕もこうした心構えが必要だと感じました。

年齢が低いからと言って明日病気にならないとは限りません。ですから、神経質に準備するのではなく、そうなってしまったときに考えれ良いのかもしれません。

病気に限らず、仕事や私生活の面でも、失敗しないように準備するのではなく、失敗してから考える程度の心持でいるとストレスを少しだけ軽減できそうです。僕は仕事ではミスが起こった後の対処を考えておくようにしているので近いようでそうでもないかもしれません。

変えられないことはその時が来てから考えるで十分です。

本を読んだ後の行動

「本を読んで物知りになった上で、その知識を加工したり、自分の意見をつくったりすることが大切なのに」

80歳の壁/和田秀樹

僕はなんとなくこのブログを作っていますが、ブログを作る一つの理由になってきているので印象に残りました。

ブログを作り始めたばかりの僕は一文一文の構造や公開してよい表現なのかを考えながら書いています。本を読んでいて気になった文章をマークするようにしているのですが、読み終わった後になんでこの文章が気になったかを再度認識しながらこの記事を書いています。そのうちなぜ自分の意見をつくることが大切なのかにも気付ける日が来るといいなと思います。

本を読んだ後の行動が大切です。僕はブログで意識できるように挑戦中です。

たくさん噛む

「噛めば噛むほどに、体と脳はイキイキする」

80歳の壁/和田秀樹

食べ物を噛むことは健康に良いと様々な情報で言われることですが、精神科医の先生も同意見であることが印象に残りました。

噛むことは大事だと思うので、こういった情報を目にするたびに意識して食事を噛んで食べるようにします。そして数日すると忘れます。また、情報を目にして意識します。僕の場合はこの繰り返しです。

僕のような方へ

噛むことは大切です。

まとめ

今回の記事では和田秀樹氏の著書、「80歳の壁」について書きました。

ポイントは次の通りです。

  • 基本的には団塊の世代の方や老親をもつ世代の方に向けた内容の本です。
  • 経験豊富な精神科の先生が教えてくださる様々な場面での心構えは30代の僕も勉強になりました。
  • 10代ではさすがに意識する必要の無い内容なのではないかと思いました。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

他のおすすめ商品レビューもぜひよろしくお願いします。

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