アーメドクリアパスSTが新たに登場しました。今回は従来のアーメド緑内障バルブ(FP7)と構造面での違いを比較し、それぞれの特徴を整理します。緑内障治療のデバイス選択に悩む眼科医に向けた内容です。
プレートとチューブの基本スペック比較
| デバイス | プレート表面積 | チューブ長さ | チューブ内径 | チューブ外径 | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| アーメド緑内障バルブ(FP7) | 184㎟ | 25mm | 0.305mm | 0.635mm | メンブレンバルブ搭載で低眼圧防止 |
| アーメドクリアパスST250 | 250㎟ | 32mm | 0.127mm | 0.457mm | チューブ内径を約60%カット、眼圧低下を緩やかにコントロール |
主な構造の違い
プレートサイズの違い
アーメドクリアパスSTは従来品より大きな250㎟のプレートを採用。眼球への圧迫具合はカタログ上で比較できませんが、より広い排出面積により流体コントロールの余地が広がります。
チューブ径の違い
内径を0.305mmから0.127mmに約60%カットすることで、房水排出量をより緩やかに制御。急激な眼圧低下を抑える設計です。
バルブ機能
従来品(FP7)にはメンブレンバルブが搭載されており低眼圧防止機能があります。クリアパスSTはバルブ機能の有無は明記されておらず、流量コントロールはチューブ径によって行われます。
使用方法の違い
旧アーメドは使用前に通水確認を行うが、アーメドクリアパスSTはチューブ内径が細く通水しないことが基本となっており注意が必要です。
まとめ
- アーメドクリアパスSTは従来のFP7とは全く異なる緑内障治療デバイスと言える。
- チューブ径の変更により眼圧低下のペースをコントロールできる設計。
- プレート面積が大きく、より安定した房水排出の可能性がある。
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