前回のドアパンチ修理に続き、今回はボディ側面の擦り傷補修に挑戦しました。
CX-30特有のソウルレッドクリスタルメタリックの再現と、補修手順、失敗ポイントをまとめています。
補修に至った経緯とバンパーの扱い
今回の傷はボディ側面を擦ってしまったことによるものです。
プラスチックバンパー部分にも傷がありますが、独特のシボ模様(凹凸)をヤスリで削ると違和感が出るため、今回はあえて補修対象から外しました。
バンパーはそもそも「衝撃吸収用」と割り切り、まずはボディ側の目立つ傷を優先することに。
詳細な経緯は前記事をご覧ください。
DIY補修の結果|BEFORE・AFTER
以下が補修前と補修後の比較画像です。


修理跡はよく見るとわかりますし、元のような鏡面には戻っていません。
1週間ほど乾燥させてからコンパウンドで光沢を復活できるか試す予定です。
使用した補修道具一覧
- ホルツ タッチアップ(ソウルレッドクリスタルメタリック)
- ホルツ タッチアップ(クリア)
- ホルツ タッチアップ用スプレー
- シリコンオフ
- 耐水サンドペーパー(100番〜1000番)
- 養生テープ
- 紙(塗装のマスキング用)
DIY補修の手順
- 患部を100番のサンドペーパーで削る
- 養生テープと紙でマスキング
- シリコンオフで塗装前の脱脂
- ホルツのタッチアップ塗料(色付き)を重ね塗り
- 乾燥後にクリアを重ね塗り
- 養生を外し、塗料の粉を軽く拭き取る
サンドペーパーの工程

ここが今回の失敗①です。
100番はかなり粗くて戸惑いましたが、中心の傷をしっかり削り落とすのがポイントです。
躊躇して甘く仕上げてしまいました。
養生テープによるマスキング

塗装準備の段階で、余計な部分に塗料がかからないよう丁寧にマスキングしました。
見た目以上に重要な工程です。
タッチアップ塗装の重ね塗り

重ね塗りのコツはしっかり乾かすこと。乾燥を待たずに焦って塗り重ねてしまい、スプレーのガスが早く消耗。
クリア層がやや甘くなったのが失敗②です。
今回の課題と反省点
主な課題は以下の2点です:
- 粗目のサンドペーパーをしっかり使い切れなかった
- 乾燥を待たずに塗り重ねてしまった
塗装はプラモデルと同じで「待つこと」が大切だと痛感しました。
焦らず乾かすだけで仕上がりはかなり変わると思います。
光沢がなくなった部分は、1週間後にコンパウンドでどこまで復元できるか、追って記事にしようと思います。
→[車の傷をDIYで塗装修復|1週間後に磨いて鏡面仕上げ!初心者でもここまでできた実例レポート]
まとめ|DIYでも意外と直せる。でも焦りは禁物
初めての車補修でしたが、色味は意外とマッチし、遠目には目立たない仕上がりになりました。
細かいところは残っていますが、自己満足としては十分です。
DIYで擦り傷補修を検討している方は、「削る・塗る・待つ」を意識すると成功率が上がると思います。
次回はクリアの補修とコンパウンド磨きの様子も記事にする予定です。
この記事が同じCX-30ユーザーやDIYで車の補修をしたい方の参考になれば嬉しいです。