仕事用のメモ管理ツールとして長く使っていたGoogle Keepから、最近話題のNotionに移行してみました。
AI搭載をうたうNotionに興味を持ったことがきっかけです。
今回は、実際に使ってみて感じた使い勝手の違いや、移行時に大変だったこと、そしてスマホ中心の運用における課題についてまとめてみました。
Google Keepの魅力と使い方
これまでメモ管理にはGoogle Keepを使用していました。
特定の案件における作業工程や、お得意先ごとのルール、やりたいことリスト、専門知識のメモなど、主に仕事に関する内容を記録していました。
使い終わったメモは削除するというシンプルな運用スタイルで、一時的なメモからTODOリストまで幅広く対応。
スマホとパソコンで同期できるのも便利で、iPhoneの標準メモよりも使い勝手が良いと感じていました。
Notionを選んだ理由と第一印象
最近よく目にする「AI搭載のメモ帳」という触れ込みに惹かれて、Notionを試してみることにしました。
実際に使ってみると、AIというよりは構造化できるノートアプリという印象でしたが、思った以上に多機能で驚きました。
Google Keepからの移行は意外と大変
Keepにある情報はそこまで多くはありませんが、それでもひとつひとつコピー&ペーストで移す作業はなかなか大変でした。
とはいえ、Notionの魅力はそこを上回ると感じました。
Notionのメリット:構造化とリンクの自由度
Notionは、メモ同士をリンクさせたり、タグ付けや並び替え、検索も自在です。まるで「検索できるデータベースノート」。
階層構造で情報を管理できるので、ただのメモ帳というよりは簡易的な情報整理システムに近い感覚です。
この構造化の自由度は、ブログのような印象さえ受けました。
テーマ別にまとめたり、カテゴリで分けたりするのが得意な人にはとても相性が良いと思います。
スマホ完結できないのが最大のネック
ひとつ問題があるとすれば、Notionはスマホだけでの運用が難しいという点です。
構造を作る作業にはパソコンの操作性が必要で、スマホではやりにくい部分が多いです。
普段の作業をスマホ中心で行っている自分にとっては、これは大きなマイナスポイントでした。
今のところ「構造を作るのはパソコン、運用はスマホ」というスタイルに落ち着いています。
まとめ:それぞれの強みを活かして使い分ける
- Google Keepは、すぐに書けて、すぐに見られる「簡易メモ帳」として優秀。
- Notionは、情報を整理・再利用する「知識ベース」的な用途に向いている。
- スマホ中心の運用なら、Notionは構造を整えてから使うのがおすすめ。
メモ管理ツールはどんどん進化しています。
今後さらに便利なツールが登場する可能性もありますが、「移行が大変」という事実もあります。
自分に合ったスタイルを見極めつつ、柔軟に対応していくことが大切だと感じました。