NGENUITYとは?
NGENUITY(エンジュニティ)は、手術中の映像を高精細な3D立体映像で表示するデジタル手術支援システムです。
医師はモニターを見ながら、従来の顕微鏡と同等またはそれ以上の精度で手術を行えます。
精密で安全な手術の実現
立体映像により「奥行き」や「細かな構造」が把握しやすくなります。
結果として、 微細な操作がより正確に行えるため、合併症のリスク低減や手術の成功率向上に寄与します。
- より正確な切開・縫合操作
- 眼内での微細操作の安全性向上
- 低照度でも視認性を確保できる設計(患者さんの眼への光刺激を抑えられる)
チーム全体で支える「見える手術」
手術映像はモニターに共有されるため、医師だけでなく看護師や助手も同じ映像をリアルタイムで確認できます。
そのため、器具の受け渡しや状況把握がスムーズになり、安全性と安心感が高まります。
患者さんにとってのメリット:
- 手術中のチーム連携が良くなる=トラブル対応が速い
- 手術時間の短縮につながる場合がある
医師にやさしい=患者さんにやさしい
従来の顕微鏡に比べ、術者はモニターを自然な姿勢で見て手術ができます。
これにより術者の疲労が減り、 長時間でも集中力を保ちやすくなります。結果的に、手術の安定性や精度の維持に繋がります。
補足:すべての施設に必要なわけではありません
NGENUITYは先進的な機器であり、すべての眼科で必要なわけではありません。
導入している施設では「より先進的でチーム体制の整った手術環境」が整っているとご理解ください。

