ニデック社のOCTには、「長眼軸長正常眼データベース」をオプションで追加できる機種が多く存在します。
日本人は世界的に見ても長眼軸傾向が強く、こうした背景を踏まえれば、日系メーカーとしてこの機能を搭載しているのは市場ニーズを的確に捉えた設計といえるでしょう。
とはいえ、現場の実情としては、
- そもそも眼軸長を測定できる装置がない
- ニデック社のGravas(眼軸長測定機能付き)は価格面で導入が難しい
…といった理由から、せっかくの長眼軸データベース機能を有効活用できていないケースも少なくありません。
そこで今回は、近視の度数(D値)からザックリと眼軸長を推定できるツールを作ってみました。
※医療用の精密な測定とは異なり、あくまで参考値としてお使いください。