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【転職の悩み】やりたい仕事がわからないときは「やりたくないこと」から考えてみる

転職を考えている友人へ、そして同じように悩んでいる誰かへ、僕自身の体験をもとに少しでも参考になればと思い、この記事を書きます。

僕もかつて転職を経験しました。

仕事が辛くなると、お腹の調子を崩すようになり、通勤電車では求人広告ばかりが目に入るようになりました。

ふと周囲を見渡せば、普通に会社に向かっている人たちが大勢いて、「なんでこの人たちは問題なく働けているんだろう」「なぜ自分は同じようにできないんだろう」と、自分を責める日々が続きました。

転職活動を始めるにあたり、「やりたいこと」は特にありませんでした。

ただ一つ、「以前と同じ営業職には戻りたくない」という思いだけがはっきりしていました。

→[営業職のつらさとは?ストレスや困難を乗り越えるための対策と心構え

この希望は通り、次は事務職に就くことになります。ですが、いざ実務が始まると数ヶ月で「適性なし」と判断され、再び転職活動へ戻ることに。

そのとき、「やりたいことを考えるのはやめよう」と決めました。

代わりに、「やりたくないこと」を徹底的にリストアップしていったんです。

仕事内容だけでなく、日常生活で不快に感じることも含めて書き出していくと、

  • どんな服装で働きたいか
  • 外回りがいいか、デスクワークがいいか
  • 人との関わり方はどうありたいか

といったことが少しずつ見えてきます。

やりたい仕事が漠然としているとき、「嫌なこと」から逆算することで、ぼんやりとでも方向性がつかめるのです。

もちろん、給料はとても大切です。でも、「やりたくない仕事」では成果も出ず、結果的に給料も上がらないという考え方もあります。

最終的に、僕は再び営業職に戻りました。でも、今は「これで良かった」と思っています。

相談してくれた友人は、学生時代から優秀で、僕にとっては憧れの存在でした。

そんな人でも、迷ったり悩んだりするのだと、あらためて気づかされます。

今は安定した職場にいるようなので、転職を強く勧めるわけではありません。

でも、もし今の環境に「嫌だな」と感じることがあるなら、動くしかないと、今の僕は思っています。

【まとめ】やりたい仕事がわからないときの転職の考え方

  • 無理に「やりたいこと」を探さなくてOK
  • 「やりたくないこと」を書き出して、避けたい働き方を明確に
  • 不快な要素を避けた先に、自分に合う仕事の輪郭が見えてくる
  • 給料も大事だけど、「やりたくない仕事」では成果が出にくい
  • 環境に違和感があるなら、少しずつでも動いてみる価値はある

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