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【2026年版】センチュリオン対応 I/Aチップ完全ガイド|角度別の使い分け・型番一覧・現場での選び方

白内障手術において、I/A(Irrigation/Aspiration)は術後成績を左右する重要な工程です。

特にI/Aチップの形状や角度は、残留皮質の除去効率や後嚢の安全性に直結します。

アルコン社「センチュリオン」に対応するI/Aチップは複数のバリエーションが存在し、導入時の選択だけでなく、術者の習熟や症例によって最適解が変化します。

本記事では、センチュリオン対応I/Aチップの種類・型番・特徴を整理し、臨床目線と現場運用(在庫・コスト・選定)の両面から最適な選び方を解説します。


I/Aチップ・I/Aハンドピースとは?

白内障手術において水晶体核を破砕し、嚢を綺麗に残すことは術後視力に直結します。
I/Aチップやハンドピースは、皮質や残留物を安全に除去するために使用されます。

I/Aには以下の構成があります:

  • チップ+ハンドピース(分離型)
  • 一体型(ディスポーザブル)

I/AチップはULTRAFLOW II I/Aハンドピース(8065751795)と組み合わせて使用します。


I/Aチップの角度による違い

I/Aチップは先端角度によって操作性が大きく変わります。

  • ストレート(直)
  • 奥へのアプローチがしやすい
  • 基本操作に適している
  • カーブ(20°前後)
  • 奥・手前どちらも対応可能なバランス型
  • 国内で最も使用されやすい
  • アングル(30〜35°)
  • 手前の皮質処理に強い
  • 慣れると効率的だが術者差が出やすい

👉 I/Aチップの違いを理解することで、手術効率と安全性は大きく変わります


リユースタイプ(チップ単体)

商品名型番特徴
イントレピッドI/Aチップ 0.3mm(直)8065751012標準的なストレートタイプ
イントレピッドI/Aチップ 0.3mm(曲)8065751013アングルタイプ(人気)

👉 コストを抑えたい施設・標準化運用に適している


シングルユース(チップのみ)

商品名型番特徴
イントレピッドポリマー I/Aチップ ストレート8065751510標準タイプ
イントレピッドポリマー I/Aチップ 35°ベント8065751511強めアングル
イントレピッドポリマー I/Aチップ 20°カーブ8065751512バランス型(人気)

👉 感染対策・管理負担軽減を重視する施設向け


シングルユース(一体型)

商品名型番特徴
一体型バイマニュアルI/A80657519222本1組
一体型ディスポーザブル I/A ストレート8065752144標準タイプ
一体型ディスポーザブル I/A アングル8065752145約30°
一体型ディスポーザブル I/A カーブ8065752146中間角度
INTREPID TRANSFORMER I/A8065752885バイマニュアルに変形可能(20°カーブ)

👉 セットアップ簡略化・新人教育にも有効


選び方のポイント(臨床+運用)

基本構成

  • まずは20°カーブを基準に導入
  • 必要に応じて30°アングルを追加

運用視点

  • リユース:コスト重視・施設標準化
  • シングルユース:感染対策・管理軽減
  • 一体型:効率化・教育向け

👉 迷ったら「20°カーブ+一体型 or ポリマー」が最も安定


まとめ

センチュリオン対応I/Aチップは、形状・角度・使用形態によって明確に使い分けが可能です。

  • ストレート:奥へのアプローチ重視
  • カーブ:バランス型で汎用性が高い
  • アングル:手前処理に強く効率的

また、施設運用としては:

  • リユース → コスト最適化
  • シングルユース → 安全・管理重視
  • 一体型 → 効率・教育重視

術者の習熟度や施設方針に応じて最適な構成を選択することが重要です。

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