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Alcon眼内レンズ(IOL)対応表|カートリッジ・プリセット範囲・トーリック対応まとめ【2026年版】

仕事の中で何度も確認している内容なので、そろそろ備忘録的にまとめておきます。

アルコンのIOLはカートリッジの創口幅やプリセット対応範囲が独特で、特にトーリックのパワーと対応範囲の違いが混乱しやすいです。

✅ 注文した後に「カートリッジが無い!」なんてことがないよう、
対応パワー・創口幅・プリセット範囲を一括で確認できるよう整理しました。

本記事は、眼内レンズ(IOL)に関する情報を体系的に整理したまとめ記事の一部です。

他のレンズ種類や比較、術前準備に関する情報は、以下のリンク集から一覧で確認できます。

白内障手術の眼内レンズ(IOL)完全ガイド|種類・比較・選び方まとめ【スタッフ説明・患者対応に使える】

🔧 カートリッジと創口幅について

カートリッジ創口幅対応パワー
Dカートリッジ角膜・強角膜 2.4mm〜+25.0D
Cカートリッジ強角膜 2.75mm+25.5D〜

🔍 Cカートリッジには角膜切開の創口幅設定がカタログにありません。
実際の創口幅はナイフの厚みや術者の癖によって前後するので、あくまで参考値です。

白内障手術の質を上げる!マニー「スリットナイフ コントロールヘッド」を徹底解説

🔍 プリセット範囲(単焦点レンズ)

レンズタイプ+6.0D〜〜+21.0D〜+25.0D+25.5D〜+30.0D
CNA0T0⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎(※C nozzle)
CNA0T2・3⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎(※C nozzle)
CNA0T4〜6⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎(※C nozzle)
CNA0T7〜9××××

✅ CNA0T0の+25.5D〜+30.0Dは「C nozzle(Cカートリッジ先端)」を使用。
アルコンのトーリック対応範囲は広めで、他社製品と比べても柔軟です。

【再計算防止】トーリックIOLカリキュレーター一覧|パワー範囲・対応度数を事前確認

🔍 プリセット範囲(多焦点レンズ:パンオプティクス・プロ)

レンズタイプ+6.0D〜〜+21.0D〜+25.0D+25.5D〜+30.0D
PXYAT0(非トーリック)⚪︎⚪︎⚪︎×
PXYAT2・3
(T2・3)
⚪︎⚪︎⚪︎×
PXYAT4〜6
(T4〜6)
⚪︎⚪︎××
CNATT0(非トーリック)⚪︎⚪︎⚪︎×(セッティング対応)
CNATT2〜6
(T2〜6)
⚪︎⚪︎⚪︎×(セッティング対応)

ℹ️ パンオプティクスの+25.5D〜は全てセッティング対応(プリセットなし)です。
トーリックT2〜T6も同様にセッティング対応となります。

【2026年最新】多焦点眼内レンズを徹底比較|メーカー別の特徴とおすすめIOLまとめ

🔍 プリセット範囲(多焦点レンズ:ビビティ)

レンズタイプ+6.0D〜〜+21.0D〜+25.0D
CNAET0(非トーリック)⚪︎⚪︎⚪︎
CNLTE2・3(T2・T3)⚪︎⚪︎⚪︎
CNLTE4〜6(T4〜T6)⚪︎⚪︎×(非対応)

❌ ビビティは+25.5D以上に非対応で、セッティングタイプも存在しません
特にT4〜T6は+21.0D以下に限られるため注意が必要です。

保険適用の低加入眼内レンズ(IOL)比較|新世代IOL4製品の特徴まとめ【2026年版】

✏️ おわりに

想像以上にスッキリまとまりました。
特にパンオプティクスとビビティのトーリック対応範囲は、自分でも何度も見返す項目です。

✅ 本記事が「レンズ注文時のチェックリスト」として、少しでも役立てば幸いです。

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