こんにちは、Mashio_Uです。
教育側を担う機会が増えていく中で、座学で使う資料作りが進まないことがよくあります。
どんな内容を書けばいいかが分かれば書き出しやすくなるように思います。
座学での学びを効果的に伝えるためには、資料作成が非常に重要です。
では、どのように資料を作成すれば、より効果的な座学の授業ができるのでしょうか?
今回は、座学で使う資料作成のポイントをご紹介します。
目的を明確にする
まず最初に、資料作成の目的をはっきりさせることが大切です。
何を学んでもらいたいのか、どのような知識やスキルを伝えたいのかを明確にしておくことで、資料の内容がブレずに整理されます。
例えば、基本的な概念を説明する場合と、実践的なスキルを伝える場合では、資料の作り方が大きく異なります。
僕の場合、眼科の業務や手術について基本的な流れを専門知識のない
簡潔でわかりやすい構成
座学の資料は、理解しやすさが最も重要です。
複雑な情報を詰め込みすぎると、受講者は混乱してしまいます。
以下のような基本的な構成で資料を作成すると、分かりやすさが増します。
- タイトル:セッションの主題や目的を端的に表すタイトル。
- 目次:主要な項目や進行の流れを示す目次を作ると、受講者は今後の展開を予測しやすくなります。
- 導入:トピックの背景や重要性を簡単に説明し、受講者の関心を引きます。
- 本論:トピックごとの詳細な説明。適宜、図やグラフを使って視覚的にわかりやすく伝えます。
- まとめ:主要なポイントを再確認し、学びのポイントを強調します。
視覚的な要素を活用する
人は視覚的な情報をより早く、強く記憶に残すと言われています。
テキストだけの資料ではなく、図表、グラフ、イラストなどを適切に取り入れることで、理解が深まりやすくなります。
特に以下のような視覚的要素が有効です。
- 図やグラフ:数値データや関係性を視覚化することで、直感的に理解しやすくなります。
- 箇条書き:長い文章よりも箇条書きにすることで、重要なポイントが一目でわかります。
- 強調:重要な単語やフレーズは太字や色を変えて強調しましょう。これにより、受講者は重要な情報を簡単にキャッチできます。
僕の場合、眼の図を使って説明するのが良いかなと思っております。
ポイントを絞る
一つの資料にあまりにも多くの情報を詰め込みすぎると、受講者は混乱してしまいます。
資料を作成する際は、伝えたいポイントを絞り込んで、それを深く掘り下げるようにしましょう。
特に重要な情報を優先的に提示し、余計な情報は補足的に扱うことを心掛けます。
たくさんの医療材料があるので、全て順を追って説明したいのですが、座学だけで理解するのは無理があります。
疾患の原因を明確にして、対応と必要な物品を説明することで理解しやすくなるかもしれません。
フィードバックを取り入れる
座学の資料を作成した後は、実際に授業を行い、受講者からフィードバックをもらうことが大切です。
その意見を反映させることで、次回以降の資料をさらに良いものに改善できます。
授業後にアンケートを取ったり、直接意見を聞いたりして、資料の改善点を見つけましょう。
次があるならフィードバックは重要ですね。
次に講師を務める人に引き継いでもいいかもしれません。
まとめ
座学で使う資料は、ただの「教科書的な情報」を提供するものではなく、受講者の学びを深め、興味を引き出すための重要なツールです。
目的を明確にし、視覚的にわかりやすく、簡潔に構成された資料は、効果的な学びをサポートします。
おわり
仕事を教える中で、懸命に教えてできるようになってほしいと思う反面、どんどん成長する後輩に驚きます。
僕よりも早い経験年数で成長するので悔しくもあります。
こうして進歩していくので仕方がないことではあるのですが。