低侵襲緑内障手術(MIGS)で眼圧コントロールを目指す最新デバイスを種類ごとに解説します。
繊維柱帯アプローチ型デバイスとは?
緑内障治療では眼圧コントロールが重要です。
近年は従来の切開手術に加え、眼内への負担が少ないMIGSデバイスが登場しています。
本記事では繊維柱帯にアプローチするデバイスを紹介し、特徴や注意点を整理します。
1. マイクロフック系デバイス
眼内から繊維柱帯を切除して眼圧コントロールを目指すフック型デバイスです。
- 眼内へのインプラントが不要
- 繊維柱帯の広い範囲にアプローチ可能
- 構造がシンプルで滅菌可能
→ [谷戸氏ab interno トラベクロトミーマイクロフック庄司ed. 3種セット]
2. デュアルブレード系デバイス
マイクロフック系と同様、眼内から繊維柱帯を切除して眼圧を下げます。マイクロ刃で繊維柱帯を切除する点が特徴です。
- 眼内へのインプラントが不要
- 繊維柱帯の広い範囲にアプローチ可能
→ [カフークデュアルブレードグライド]
3. インプラント系デバイス
iStent W (iS2)
繊維柱帯に房水排出用の通路を作り、眼圧コントロールを目指すデバイス。
- メリット: 切除範囲が狭く低侵襲、設置方法が簡便
- 注意点: 白内障手術と同時に使用
→ [iStent inject W]
Hydrus Microstent
房水排出用の通路を作るだけでなく、繊維柱帯内にスペースを作り広範囲にアプローチ可能なデバイス。
- メリット: 繊維柱帯の広い範囲にアプローチ可能
- 注意点: 白内障手術と同時に使用、切除位置が他デバイスと異なる
→ 商品ページ
まとめ
繊維柱帯アプローチ型デバイスは大きく分けて、切除型(マイクロフック・デュアルブレード)とインプラント型(iStent W・Hydrus Microstent)に分類できます。
- 切除型: インプラント不要で広範囲にアプローチ可能
- インプラント型: 低侵襲で設置が簡便、白内障手術と併用

