今回はディスポーザブルのクレセントナイフを比較します。
クレセントナイフは、白内障手術において
- メインポート作成
- 強角膜切開(scleral tunnel / corneal tunnel)
などに使用される器具です。
施設や術者によっては使用しない場合もありますが、安定したトンネル形成のために使用されることが多い器具のひとつです。
本記事では、代表的なディスポ製品として以下のメーカーを比較します。
- カイ社
- マニー社
検討ポイントは以下の通りです。
- サイズ展開
- アングル形状
- 刃先形状(ベベルアップ / ベベルダウン)
- 刃の長さ
※メーカー五十音順で紹介します。
カイ社
引用:カイインダストリーズ株式会社 ホームページ
| 名称 | 型番 | サイズ | アングル | 柄の色 | 特徴 | 入数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| クレセントナイフ | CPU-xxAGF | 1.6mm / 2.2mm / 2.6mm | 45° | 黄色 | 刃幅が広く設計 | 5本/箱 |
| クレセントナイフ | CWU-22AGF | 2.2mm | 45° | 黄色 | 標準モデル | 5本/箱 |
| クレセントナイフ | CWU-26AGF | 2.6mm | 60° | 黄色 | アングル60° | 5本/箱 |
| クレセントナイフ | CPS-22AGF | 2.2mm | 無し | 黄色 | ストレートタイプ | 5本/箱 |
| クレセントナイフ | CWD-26AGF | 2.6mm | 60° | 黄色 | ベベルダウン | 5本/箱 |
カイ社クレセントナイフの特徴
カイ社のクレセントナイフは、サイズや形状のバリエーションが豊富なのが特徴です。
主なポイント
- 1.6 / 2.2 / 2.6mmのサイズ展開
- 45° / 60°アングルモデル
- ストレートタイプ
- ベベルダウン仕様
など、術者の手技に合わせた選択肢が多いラインナップとなっています。
特に60°アングルモデルが用意されている点は特徴的です。
マニー社
| 名称 | 型番 | サイズ | アングル | 柄の色 | 特徴 | 入数 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| クレセントナイフ・ベベルアップ | MCUxx | 2.0mm / 2.3mm | 黄色 | 刃先6.5mm | 6本/箱 | |
| クレセントナイフ(ショートヘッド) | MCU-xxSH | 2.0mm / 2.3mm | 黄色 | 刃先4.5mm | 6本/箱 | |
| クレセントナイフ・ベベルダウン | MCD26 | 2.3mm | 黄色 | ベベルダウン | 6本/箱 | |
| クレセントナイフ・アングル無し | MCS26 | 2.3mm | 無し | 黄色 | ストレートタイプ | 6本/箱 |
マニー社クレセントナイフの特徴
マニー社のクレセントナイフは、刃先の長さ違いのラインナップが特徴です。
主なポイント
- 2.0mm / 2.3mmのサイズ展開
- 刃先6.5mm(標準)
- 刃先4.5mm(ショートヘッド)
- ベベルアップ / ベベルダウン
- アングル無しモデル
刃長が短いショートヘッドモデルは、
トンネル長をコントロールしやすい設計となっています。
まとめ
ディスポクレセントナイフは、メインポート形成の精度や操作性に影響する器具です。
主な比較ポイントは以下の通りです。
- サイズ展開
- アングル形状
- ベベル方向
- 刃先の長さ
メーカーごとの特徴は以下の通りです。
- カイ社:サイズ・アングルのバリエーションが豊富
- マニー社:刃長違い(ショートヘッド)など操作性の違い
術者の手技や施設の標準術式に応じて、最適なモデルを選択することが重要といえるでしょう。
0.5ミリ先 
