こんにちは、Mashio_Uです。
たまには本業の事を書こうと思います。
最近imo vifaの勢いがすごいなと思います。
僕も積極的にご紹介しております。
新人時代からお世話になった施設にはご紹介する義務がある商品かなと思うほどです。
営業職はいいものを紹介するためにいるなんて習うこともありましたが、
正直、無理やり売りつけているだけでは?
と思うことも多くあります。
今回のimo vifaに関してはメリットのみが目立ち、”いいものを紹介する”という営業の仕事を全うできる、久しぶりの製品のように感じます。
imo vifaのメリットについて
まず患者さんの体勢が楽です。
今までたくさんのご施設で採用されていたハンフリーは背中を地面に対して垂直にするのに対し、
imo vifaは前傾姿勢を、とることができます。
検査時間もハンフリーより30%ほど少ないようですが、
何より片眼を塞ぐアイパッチをしなくていいのが効率的です。
検査に関しては、ハンフリーが24-2Cを使うことが増えてきましたが、
imo vifaは24-2EXを使います。
違いはハンフリーが24-2Cが中心窩周辺をCの字状に集中検査するのに対し、
imo vifaは24-2の中心に10-2の検査を重ねます。
どちらが良いか僕には判別できかねますが、近いことはできるということになります。
次にimo vifaにはアイトラッキング機能がついており、視度ずれ5°までならドーム側が動いてくれるという設計になっています。
採算に関しても、
D260-2静的量的視野検査 290点
D263-2コントラスト感度検査 207点
がこの器械の検査に該当します。
検査が早くて予約なしでも視野検査ができるのが素晴らしいポイントですね。
imo vifaのデメリットについて
メリットばかりお話ししましたが、
デメリットとして考えられるのは、
ハンフリーとは検査結果の出方が変わることと、検査において患者さんがモニターを見ているということかとおもいます。
静的量的視野計はハンフリー一強の時代が長く、継続的な検査が必須であるため、
同じ考え方で捻出された検査結果が信用できるとされていました。
また、ハンフリーがドームの中に光を投射して検査するのと、モニターを見るのでは、検査結果が変わるのでは?という心配もあります。
その他、ハンフリーではできたエスターマン検査の機能がありません。
3つのデメリットについて、特に否定することはしませんが、
デメリットと感じるのはこの程度かなと個人的には思います。
おわり
毎回の視野検査でしんどい思いをする患者さんが減ればいいですね。
心からおすすめできるものを買ってもらえるのは嬉しい限りです。
日記形式で書いてみました。