こんにちは、Mashio_Uです。
ようやく、アニュラアレイを搭載したBモードが復活しました。
前進機器のUD-8000が販売終了して後継機種が出ないことに驚いておりましたが、期間をあけて登場です。
同社のUD-800や他社製品との大きな違いはアニュラアレイを搭載しているかどうかです。
アニュラアレイは焦点を変更することができBモードでは、見たい位置をより鮮明に写すことができます。
しかし、どうやらこのパーツが高価なものでアニュラアレイが搭載されると器械価格が跳ね上がります。
OCTの開発競争が進み、どんどん良くなりますが、いまだにBモードは代替がありません。
UD-8000から進化したポイントを中心にまとめたいと思います。
画質の向上について
超音波の性能というよりはモニターの性能が上がり、画質がよくなりました。
眼科の器械は画像検査が多いので、新しい機種が出るたびに画質が良くなりましたと伝えているような気がします。
モニターアームについて
多くのBモードがモニター一体型で可動不可なのに対して今回はアームによる可動式になりました。
UBMモードで全周見る際に、検者側が位置を微調整することがあります。
モニターも検者の動きに合わせられるようになったのが良いかなと思います。
Aモードの結果取り込みについて
UD-9000に搭載されるAモードは検査結果の取り込み工程を見える化しています。
測定が失敗した際はどの工程が原因で失敗しているかがわかるようになりました。
現状はAモード単体機にもない機能ですね。
おわり
2025年1回目の眼科医療機器系記事です。
最近新商品があんまりでないですね。
もう少しで日眼ですが、目新しい器械情報は少ないですね。