こんにちは、ましお.です。
今回は光眼軸長測定装置を比較します。

ましお.
今回の記事は次のような方におすすめです。
・開業して白内障手術を行おうと考えている眼科の先生。
・光眼軸長測定装置の買い替えをご検討されている方。
・光眼軸長測定装置の比較をしたい方。
以前は検査結果が得られないことも多かった光眼軸長測定装置ですが、最近は検査完了率も飛躍的に向上しました。
超音波眼軸長測定装置(Aモード)が無くても十分に白内障手術対応が可能なモデルが多く出揃っております。
今回は検査完了率の高い商品をピックアップします。
検討のポイントはこちらです。
- 計算式にBarrett Universal Ⅱ式(バレット式)を使用できるかどうか。
- 付属機能が必要十分に搭載されているかどうか。
- 同時または将来的に連携する器械を購入検討するかどうか。
- 出力画面1枚にどれくらいの種類のIOLデータを表示することができるか。
※メーカー五十音順です。
アルコン社 SS-OCTバイオメータARGOS

特徴は下記の通りです。
- 計算式にBarrett Universal Ⅱ式(バレット式)を使用可能です。
- 乱視矯正用の軸を顕微鏡下に映し出すVERIONの検査装置を兼ねることができ大幅な省スペース化に繋がります。
- 1出力画面に1種類のIOLデータを表示します。

ましお.
VERIONとの連携が省スペース化と効率化に有用なため、同時利用する場合は特におすすめです。
デモのご評価をいただきました。
・デモ期間中測定できない患者さんはいなかった。他社の器械と比較して眼軸長の測定結果が違うことがあった。
カールツァイスメディテック社 SWEPT Source OCTバイオメーターIOLマスター700

特徴は下記の通りです。
- 計算式にBarrett Universal Ⅱ式(バレット式)を使用可能です。
- オプションで後面ケラト機能を追加することができます。
- オプションでCentral Topographyの機能を追加することができます。

ましお.
光眼軸長測定装置といえばといった器械です。ULIBの影響もあり、いまだに信頼度の高い器械です。
ご購入いただきました。
・やはりIOLマスター。安心できる。
トーメー社 光学式眼軸長測定装置OA-2000

特徴は下記の通りです。
- オプションで計算式にBarrett Universal Ⅱ式(バレット式)を使用可能です。
- 6mmのトポグラフィー機能が標準装備されています。
- 前眼部OCT CASIA2advanceと連携することができ、術前検査がスムーズです。
- 1出力画面に4種類のIOLデータを表示することができます。

ましお.
同社で超音波眼軸長測定装置 AL-4000との接続することも可能です。IOL計算ユニットを兼ねることができるので超音波眼軸長測定も必要であればIOL計算式の管理が効率的で安心です。