人気のSS光源OCT「Tritonシリーズ」に、新モデル Triton2(トリトン2) が登場しました。
今回のアップデートでは、特に眼底カメラ機能の強化が大きなポイントです。
本記事では、Triton2の特徴と、前身モデル「Triton Pro」との違いを整理します。
Triton2(トリトン2)とは?
Triton2は、トプコン社が開発したトリトンシリーズの最新機種です。
最大の特徴は、1台で複数モダリティに対応する5in1設計にあります。
搭載機能
- 眼底カメラ
- SS光源OCT
- OCT-A
- 広角OCT
- 前眼部OCT
特に、
SS光源OCT+眼底カメラ+広角OCT
この組み合わせを1台で実現している点は、依然として大きな差別化ポイントです。
Triton2の進化点(Triton Pro比較)
Triton2では、主に眼底カメラ機能がアップデートされています。
眼底カメラの撮影画角が拡大
- 撮影画角:50°
- 撮影可能瞳孔径:φ2.0mm
Triton Proと比較し、画角が拡大。
さらに、小瞳孔でも撮影しやすくなりました。
臨床現場では、
- 散瞳困難例
- 高齢患者
- 外来回転を重視するクリニック
といったケースでの実用性向上が期待されます。
フレキシブルモニターの採用
新たに可動式(フレキシブル)モニターを採用。
モニターを本体側面へ向けることが可能になり、
- 小柄な撮影者でも無理のない姿勢で操作可能
- 開瞼補助をしながらの撮影が容易
- 診療動線に合わせた設置が可能
といった、操作性の改善が図られています。
実務目線では、日々の撮影ストレス軽減につながる重要な改良点です。
Triton2 テクニカルデータ(Triton Pro比較)
※正確な仕様はメーカー資料をご確認ください。
| 項目 | Triton2 | Triton Pro |
|---|---|---|
| 光源 | SS光源 | SS光源 |
| 眼底カメラ画角 | 50° | 45° |
| 最小瞳孔径 | φ2.0mm | 通常時:φ4.0mm mm小瞳孔めφ3.3 |
| モニター | フレキシブル | 固定式 |
| 対応機能 | 5in1 | 5in1 |
Tritonシリーズ共通の強み
Triton2は進化モデルですが、シリーズのコアバリューは継承されています。
✔ SS光源OCTによる深達性
- 脈絡膜までの描出力
- 混濁症例への対応力
✔ 広角OCT対応
- 広範囲病変の把握
- 糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症などで有用
✔ 1台集約による効率化
- 省スペース設計
- 導入コスト最適化
- ワークフローの簡素化
まとめ
Triton2は、Triton Proの基本性能を継承しつつ、眼底カメラ機能を強化した進化モデルです。
主なポイントは以下の通りです。
- 50°の広い撮影画角
- 小瞳孔(φ2.0mm)対応
- フレキシブルモニターによる操作性向上
- SS光源OCT+広角OCT+眼底カメラを1台に集約
単なるマイナーチェンジではなく、日常診療での使いやすさを意識した改良といえるでしょう。
Triton Proを検討中の施設や、更新タイミングにあるクリニックにとって、有力な選択肢のひとつです。
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