(オペありのケース)
都内で眼科開業する場合、まず押さえるべきポイントは以下の2つです。
- 50坪程度の物件が必要
- 固定費が高くなる
この2点から、必要な患者数がほぼ決まります。
モデルケース(オペあり)
前提
- 面積:50坪
- 月額賃料:100〜120万円
- 初期費用:約1.2億円
- 月経費:約550万円
(家賃/人件費/機器リース等含む)
粗利目安
- 外来:6,500円/人
- CAT:10万円/件
この数字から逆算すると、
- 外来:1日35人
- CAT:月10件
このあたりが成立ラインになります。
開業時に考えるべきこと
- 35人/日が自然に来る診療圏か
- 50坪が確保できる物件か
この2点が達成できない場合、経営の立ち上がりは厳しくなります。
よくある誤解
「腕が良ければ来る」「口コミで増える」は都内では成立しません。
競合が非常に強いため、診療圏性能が最重要です。
まとめ
- 初期投資:1.2億円
- 固定費:月550万円
- 外来35人/日+CAT月10件が最低ライン
つまり、
患者数を確保できる場所
×
設備が入る物件
これを押さえるのが、都内眼科開業の最初の課題になります。
