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ハンフリーから乗り換え候補?視機能評価機『imo vifa/comfo』の特徴と進化 独自のアルゴリズムAIZEの特徴について徹底解説

本記事は視野計の検査アルゴリズムの一つである、AIZEについて解説します。

解析指標の全体像については下記のページでまとめています。

視野計ってなに?仕組み・検査方法・解析指標までやさしく解説

静的視野計といえばハンフリーが長年スタンダードの地位を保っていますが、各社ハンフリーの市場を奪うべく新商品を次々と投入してきました。

ハンフリーにも課題は多く、特に「検査効率」と「信頼性担保」の両立が難しい状況が続いていました。

近年、CREWT社の視機能評価機『imo vifa』が注目を集めており、効率化と信頼性の課題を高いレベルでクリアしつつあると感じます。

本記事では、imo vifaの特徴と機能について紹介します。

※imo comfoはトーメー社から販売される同性能の商品です。トプコン社の販売される物品がimo vifaです。

imo vifa/comfoのテクニカルデータ

項目内容
モデルimo vifa
黄斑部閾値テスト30-2 / 24-2 / 10-2 / 24-2plus(1-2) / 24-2plus(1)
閾値測定方法AIZE EX / AIZE / AIZE Rapid EX / AIZE Rapid
追加可能機能コントラスト感度検査(オプション)

24-2plus(1-2) は、ハンフリーの24-2Cに近い機能を持ち、より黄斑部の詳細な評価が可能です。

【視野検査】24-2Cと24plus(1-2)を徹底比較|中心視野の検出はどう違う?

imo独自のプログラム『AIZE』シリーズ

  • AIZE
    隣接する検査点にも結果を反映させる効率的な閾値測定プログラム。
  • AIZE Rapid
    ハンフリーのSITA Fastに相当。刺激回数を減らし、検査時間を短縮します。
  • AIZE EX / AIZE Rapid EX
    過去データを活用してさらに検査時間を短縮します。※SITA Fasterとは異なるアルゴリズムです。

検査結果の表示方法(ハンフリーとの比較)

【ハンフリーと共通する表示項目】

【imo vifa独自の表示項目】

  • Defect Curve
    → 視野全体の感度分布を正常データと比較するグラフ。
  • GSS(Glaucoma Staging System)
    → 視野障害をステージ0〜5に分類。
  • MS(Mean Sensitivity)
    → 視野全体の平均感度(単位:dB)。

検査方法の違い

  • 被検者は前傾姿勢(ヘッドマウント型ではない)
  • 視度ズレ5°までのアイトラッキング機能を搭載
  • 両眼開放下での片眼検査(※両眼同時視野検査ではありません)

まとめ

ハンフリーの「ゴールドスタンダード」という地位は確固たるものですが、imo vifaはその牙城を脅かしつつある存在です。

特に検査効率の向上と検査信頼性の担保という難題に対し、AIZEや独自の解析項目でしっかりとアプローチしています。

視野検査に新たな選択肢を求める施設や、検査負担を軽減したいと考えている医療者にとって、imo vifaは有力な候補になり得るでしょう。

今後もさらなる進化に期待したいところです。

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