白内障手術では、IOLのパワー計算は日常業務として確立されています。
- 眼軸長
- 角膜曲率
- 目標屈折
👉 このあたりはルーチンで問題なく回っているはずです。
では「どのIOLを使うか」はどう決めていますか?
多くの現場では、
- いつものレンズ
- 在庫があるもの
- なんとなく慣れているもの
で決まっているケースが多いと思います。
これは決して間違いではありません。
実際、現在のIOLは性能差が大きくないため、
どれを選んでも大きな問題が起きることは少なくなっています。
それでも選定は“ブレる”
ただし、
- 営業から新しい提案が来た
- まとめ購入の話が出た
- 器械とのセット契約が提示された
こういった場面になると、
👉 「何を基準に決めるべきか分からない」
という状況になりやすいです。
パワー選定とIOL選定は別物
ここが重要です。
- パワー選定 → 技術・計算で決まる
- IOL選定 → 意思決定で決まる
つまり、
👉 ロジックを持っていないとブレる領域
です。
よくある選定の実態
実際の現場では、以下のような要素が混ざります。
- 操作性(入れやすさ・安定性)
- コスト(まとめ購入・単価)
- 在庫・供給
- 営業との関係
どれも重要ですが、
👉 優先順位が曖昧なまま決めているケースが多い
問題は「正解がないこと」
IOL選定には明確な正解がありません。
- 臨床を優先するのか
- 経営を優先するのか
- バランスを取るのか
👉 ここが決まっていないと、判断が毎回ブレます。
では、どうすればいいのか
必要なのは、
👉 「どのIOLを選ぶか」ではなく
「どう選ぶかのルールを決めること」
です。
具体的には
- 自施設の方針を決める
- 許容できるコストを決める
- 採用ルールを決める
この3つを整理するだけで、
IOL選定は一気にブレなくなります。
まとめ
- パワー選定は確立されている
- でもIOL選定は曖昧なままになりやすい
- だからこそ判断基準が必要
IOL選定を“言語化”しています
IOL選定は、
- 臨床
- 経営
- 営業
のバランスで決まる領域です。
この判断を体系的に整理したものを
以下のnoteにまとめています。
👉 【保存版】IOL選定の最適解|臨床・経営・営業のバランス戦略
- 自施設のタイプ診断
- 実際のIOL構成
- コストの許容ライン
- 営業・契約との向き合い方
👉 「なんとなく決めている状態」を抜けたい方は参考になるはずです。
0.5ミリ先 