こんにちは、Mashio_Uです。
今回は、ニデック社の新型OCTです。
Mashio_U
今回の記事はニデック社の新しいOCTについてまとめています。
ニデック社の新しいOCT単体機です。
RS-3000Advance2の正統後継品といった具合でしょうか。
ポイントはこちらです。
- スキャンスピードについて
- 眼軸を考慮した緑内障解析について
- スキャン範囲について
まずは製品データです。
ニデック社 Gravas RS-1
引用:株式会社ニデック ホームページ
※画像から公式ページを確認できます。
モデル | Glavas RS-1 |
スキャン範囲 | 16.5mm(X方向),15.0mm(Y方向) |
スキャンスピード | 250000A-Scans/秒 |
光学解像度(Z方向) | 7μm |
必要瞳孔径 | Φ2.5mm以上(推奨3.0mm) |
最大250,000A-Scansです。
現状、他社製品と比較しても最大のスキャンスピードです。
撮影の安定感が高い器械になっていそうです。
眼軸が長い場合、緑内障の解析がうまくいかないことがあります。
ニデック社の従来機では長眼軸オプションソフトに別の器械で測定した眼軸長を入力することで対応しました。
しかし、この器械は1台で眼軸長まで計測できるようになりました。
(X)16.5mm (Y)15.0mm
従来機が12.0mm程度のものが多いので、計測範囲が1.3倍ほど広くなっていると言えそうです。
まとめ
今回は、新発売のニデック社製OCTでした。
ニデック社は長眼軸解析用のデータベースが日本人のものが多いので日本での信頼性の高さが売りです。
ポイントは下記の通りです。
- 秀でたスキャンスピードが撮影の安定感を大幅に向上させます。
- 眼軸長を認識してくれることでより精度の高い解析が見込めます。