眼科レーザー機器メーカーとして知られるEllex(エレックス)から、YAGレーザーとSLTレーザーを1台に統合した新モデル tangoneo が登場しました。
本記事では以下のポイントを解説します。
- 前機種 tangopro からの変更点
- 新搭載された 10.1インチタッチスクリーン
- YAG / SLTレーザーの基本スペック
tangoneoとは?
tangoneoは、YAGレーザーとSLTレーザーを1台に統合した複合レーザー装置です。
主に以下の治療に使用されます。
- YAGレーザー:後発白内障、虹彩切開など
- SLTレーザー:緑内障レーザー治療
基本スペックは以下の通りです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| モデル | tangoneo |
| レーザーモード | YAG / SLT |
| 出力 | 0.3〜2.6 mJ(SLT) / 0.3〜1.0 mJ(YAG) |
| 波長 | 1064 nm(YAG) / 532 nm(SLT) |
| パルス幅 | 4 ns(YAG) / 3 ns(SLT) |
| スポットサイズ | 8 μm(YAG) / 400 μm(SLT) |
YAGとSLTの両モードを搭載することで、
後発白内障治療と緑内障レーザー治療を1台で対応できる装置となっています。
tangoproからの変更点
前機種 tangopro からの主な変更点は以下の2点です。
コントロールユニットがタブレット化
従来機ではモノクロコントローラーが採用されていましたが、
tangoneoでは 10.1インチのタッチスクリーンタブレット に変更されました。
これにより
- 操作画面の視認性向上
- YAG / SLTモードの切り替え操作の効率化
- 直感的なUI操作
といった操作性の改善が図られています。
SLT出力の上限が向上
SLTレーザーの最大出力が
従来機より約0.6 mJ上昇しています。
臨床上は大きな変更ではありませんが、
- 出力設定の自由度向上
- 症例に応じた調整幅の拡大
といった点で小幅なスペックアップとなっています。
10.1インチタッチスクリーンについて
今回のアップデートで最も目立つ変更点は、
タブレット型コントロールユニットの採用です。
従来のモノクロ表示からカラー表示へ変更されたことで、
- レーザーモードの視認性向上
- 操作フローの簡略化
- 設定変更の効率化
など、ユーザーインターフェースが改善されています。
YAGレーザーとSLTレーザーを頻繁に切り替える施設では、
操作性の向上がメリットとなる可能性があります。
まとめ
tangoneoは、エレックスのYAG/SLTレーザーシリーズの最新モデルです。
主なポイントは以下の通りです。
- YAGレーザーとSLTレーザーを1台に統合
- 10.1インチタッチスクリーンを採用
- SLTレーザーの最大出力が小幅に向上
機能面での大きな変更はありませんが、
操作性の改善を中心としたアップデートモデルといえるでしょう。
0.5ミリ先 
