こんにちは、ましお.です。
今回は白内障手術の術前術後検査に必要なスペキュラーマイクロスコープを比較します。
ましお.
今回の記事は次のような方におすすめです。
・開業しようと考えている眼科の先生。
・スペキュラーの買い替えを考えている方。
・コンタクト処方の際の内皮チェックに使用を検討している開業医さん。
スペキュラーマイクロスコープは白内障手術に対応するご施設では導入しておく必要があります。
他の検査機器との一体型は今のところありません。単体で購入する必要があります。
検討のポイントはこちらです。
- 設置場所は確保できるかどうか。
- 感熱紙出力に対応しているかどうか。
- 他の検査機器と同時購入できるかどうか。
- 電子カルテを取り扱っているメーカーの器械かどうか。
※メーカー五十音順です。
コーナン社 スペキュラーマイクロスコープCELLCHECK 20
特徴は下記の通りです。
- フレキシブルモニターにより、設置場所を選びません。
- タッチパネルを搭載しておりすべての操作を画面タッチで行います。
- 外部プリンター接続により感熱紙出力に対応しています。
ましお.
コーナン社の基本モデルです。スペキュラーに力を入れているメーカーなので撮影性能については安心感があります。
コーナン社 スペキュラーマイクロスコープCELLCHECK C
特徴は下記の通りです。
- 対面の撮影方式です。
- 0.65mm×0.48mmの広範囲撮影が可能です。(通常0.25mm×0.55mm程度)
- 角膜内皮以外の角膜層検査に対応可能です。
ましお.
コーナン社のハイグレードタイプです。一般的にはここまでの性能は必要ないかもしれません。
トプコン社 スペキュラーマイクロスコープSP-1P
特徴は下記の通りです。
- フレキシブルモニターにより、設置場所を選びません。
- タッチパネルを搭載しておりすべての操作を画面タッチで行います。
- 本体プリンターによる感熱紙出力に対応しています。
- 同社で様々な検査機器の販売があります。対面の撮影方式です。
- 同社で電子カルテの販売があります。
- 中心パノラマ機能が付いています。
ましお.
中心パノラマ機能は多くの機種で対応していない為、必要な場合は選択肢に入ります。
トーメー社 スペキュラーマイクロスコープEM-4000
特徴は下記の通りです。
- 対面の撮影方式です。
- ジョイスティックによる操作が可能です。
- タッチパネルを搭載しておりタッチ操作でオートによる撮影が可能です。
- 内部プリンターにより感熱紙出力に対応可能です。
- 同社で様々な検査機器の販売があります。対面の撮影方式です。
ましお.
開業時にレフケラトメーターやトノメーターとの同時購入が多く見受けられます。アフターフォローも同時にやってもらえて安心です。
ニデック社 スペキュラーマイクロスコープCEM-530
特徴は下記の通りです。
- 対面の撮影方式です。
- ジョイスティックによる操作が可能です。
- タッチパネルを搭載しておりタッチ操作でオートによる撮影が可能です。
- 内部プリンターにより感熱紙出力に対応可能です。
- 同社で様々な検査機器の販売があります。対面の撮影方式です。
- 同社で電子カルテの販売があります。
ましお.
開業時にレフケラトメーターやトノメーターとの同時購入が多く見受けられます。アフターフォローも同時にやってもらえて安心です。
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